特集 呼吸器疾患2
【コラム3】胸腔ドレーン管理—エビデンスをふまえて実臨床での疑問を解決しよう
船田 泰弘
1
Yasuhiro FUNADA
1
1愛仁会高槻病院 呼吸器内科
pp.330-335
発行日 2017年6月1日
Published Date 2017/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3103900049
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胸腔ドレナージは気胸,胸水貯留に対して日常的に行われる処置であり,初心者ではドレーン挿入手技が重要なポイントであるが,実際は挿入後の管理が大切である。しかし,ドレーン管理に関するエビデンスは限られており,上級医からの指導や経験則で管理していることも多いと思われる。
本稿では,胸腔ドレーン管理に関する臨床的疑問について,現時点でのエビデンスを示しながら実臨床でのポイントを述べる。
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