特集 どうする? PCAS
advanced 脳機能モニタリング
【コラム】aEEG(amplitude-integrated electroencephalogram)—モニタリング時におけるポイント
杉山 和宏
1
Kazuhiro SUGIYAMA
1
1東京都立墨東病院 高度救命救急センター
キーワード:
qEEG
,
aEEGのパターン分類
,
予後予測
,
ピットフォール
Keyword:
qEEG
,
aEEGのパターン分類
,
予後予測
,
ピットフォール
pp.586-589
発行日 2024年10月1日
Published Date 2024/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102201220
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はじめに
心停止蘇生後管理において連続脳波の有用性が広く言及されているが,生波形の判読にハードルを感じる集中治療医は少なくない。amplitude-integrated EEG(aEEG)は脳波の振幅に着目したquantitative EEG(qEEG)の1つで,非専門医にも理解しやすい。aEEGをモニタリングすることで,長時間の脳波の背景活動の推移を把握しやすくなり,てんかん発作の検出にも有用である。
本コラムでは,心停止蘇生後管理におけるaEEGの有用性について論じる。
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