連載 ICUと皮膚病変
第1回:紅斑
菅谷 誠
1
1東京大学医学系研究科 外科学皮膚科
pp.329-332
発行日 2011年4月1日
Published Date 2011/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3102100054
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紅斑は,最も頻度の高い皮膚病変の1つである。
鑑別診断も多岐にわたっており,湿疹から薬疹,白癬まで,さまざまである。
このうち,緊急の処置を要するものは,帯状疱疹,蕁麻疹,蜂窩織炎などの細菌感染症,重症薬疹である。
これらの疾患が疑われた場合は,すみやかに皮膚科専門医にコンサルトし,治療を開始することが重要である。
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