徹底分析シリーズ 脊髄くも膜下麻酔さいこう
小話コラム2:サドルブロック習得の先にあるもの
吉村 学
1
,
森本 康裕
1
Manabu YOSHIMURA
1
,
Yasuhiro MORIMOTO
1
1宇部中央病院 麻酔科
pp.1088-1089
発行日 2024年11月1日
Published Date 2024/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101203093
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サドルブロックは,肛門,会陰,外陰部,内股などの感覚を局所的に遮断するために用いられる脊髄くも膜下麻酔(以下,脊麻)の一種です。座位で穿刺し低用量の高比重液を投与して数分間体位を保持すると,サドルブロックが完成します。この麻酔技術は,産科,肛門直腸外科,泌尿器科などの短時間の下半身手術において特に有用です。
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