徹底分析シリーズ 手術室の放射線防護できていますか?
どのように防護できるのか—防護の必要性と具体策を知る
山本 和幸
1
,
會田 直史
1
,
藤嶋 啓介
1
Kazuyuki YAMAMOTO
1
,
Naofumi AIDA
1
,
Keisuke FUJISHIMA
1
1東海大学医学部付属病院 放射線技術科
pp.1090-1096
発行日 2022年11月1日
Published Date 2022/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202378
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医療分野で放射線は診断から治療まで幅広く有効利用されている。手術室においても,手術後のポータブル撮影や透視下手術など,放射線に触れる機会は多い。近年では,手術室に据置型の血管撮影装置を配置したハイブリッド手術室が導入される施設も増えている。一方,スタッフにとっては「不要な被ばく」が増す危険性もあり,可能な限りスタッフの被ばくを低減(防護)することが必要である。
本稿では,スタッフの被ばくの防護方法について具体例を提示しながら述べる。
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