特集2 若手医師に知ってもらいたい 放射線学的検査の被ばく管理
IVRにおける被ばくとその防護
室谷 和宏
1
,
園村 哲郎
1
1和歌山県立医科大学附属病院 中央放射線部,和歌山県立医科大学 放射線医学講座
キーワード:
従事者被ばく(radiation exposure of medical staff)
,
患者被ばく(radiation exposure of patient)
,
被ばく防護対策(protective measures for radiation exposure)
Keyword:
従事者被ばく(radiation exposure of medical staff)
,
患者被ばく(radiation exposure of patient)
,
被ばく防護対策(protective measures for radiation exposure)
pp.1081-1086
発行日 2022年9月26日
Published Date 2022/9/26
DOI https://doi.org/10.18885/CI.0000001021
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近年,IVR技術の発達やデバイスの進歩により多種多様な疾患に対するIVR治療が行われるようになった。IVR技術の高度化と手技の煩雑化により手技時間が延長し,患者と医療従事者(以下,従事者)の被ばく線量が増加している。本稿では,当院における被ばくが多くなりがちなIVR手技の被ばく量を紹介し,IVRにおける患者および従事者の被ばく防護対策や過剰被ばくなどへの対応について解説する。
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