追加情報
フィブリノゲン濃縮製剤の適応拡大について
杉田 道子
1
1熊本大学病院 産科麻酔学寄附講座
pp.30
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101202153
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2021年10月号の徹底分析シリーズ「手術室の壁外へ:アウェイを戦う麻酔科調査兵団」の1項目として「妊産婦の急変対応」を担当した。近年,産科危機的出血をはじめとする大量出血においてフィブリノゲン濃度を基準とした治療戦略が主流であり,そこでもフィブリノゲン濃縮製剤について(適応外使用)と記しながら使用方法を述べた。ところが拙稿の校正と相前後して,フィブリノゲン濃縮製剤の使用が厚生労働省に認められた。そこでこの適応拡大について追加情報を提供する。
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