交流座談会
やってみようよ,基礎研究!
長坂 安子
1
,
垣花 学
2
,
木田 康太郎
3
,
祖父江 和哉
4
,
宮﨑 智之
5
1聖路加国際病院 麻酔科
2琉球大学大学院医学研究科 麻酔科学講座
3東京慈恵会医科大学 麻酔科学講座
4名古屋市立大学大学院医学研究科 麻酔科学・集中治療医学分野
5横浜市立大学医学部 生理学/麻酔科学
pp.1169-1178
発行日 2019年12月1日
Published Date 2019/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101201527
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今日も目の前の患者の安全を守りきって1日が終わった。
体もココロもヘトヘトで,お腹はペコペコ。
日が沈んだ今これから実験だなんて,考えただけでもおっくう。
多くの臨床麻酔科医の心の叫びと思われる。
オペ室,術前外来,術後回診,カテ室,鎮静,産科病棟。さらにはICU,緩和,ペインなどなど。院内を駆け巡る麻酔科医の毎日は多忙を極め,業務が片づいたらすぐにでも帰路につきたい。だから基礎研究なんて,自分には無縁……,
とする前に「結構,面白いぜ」という話を聞きたくて,日本で臨床をバリバリやりながらも一流の基礎研究を続けている麻酔科医に集まってもらい,思いの丈を語っていただいた。
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