徹底分析シリーズ 閉塞性睡眠時無呼吸
コラム:ポリソムノグラフィーの読み方—自動解析に頼らない,判読のコツ教えます!
八木 朝子
1
Tomoko YAGI
1
1愛仁会太田総合病院 太田睡眠科学センター
pp.1052-1056
発行日 2017年11月1日
Published Date 2017/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200987
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
ポリソムノグラフィーpolysomnography(PSG,終夜睡眠ポリグラフ検査)は,閉塞性睡眠時無呼吸obstructive sleep apnea(OSA)の診断検査として最も精度が高い。また,中枢性睡眠時無呼吸,Cheyne-Stokes呼吸,睡眠時低換気など,その他の睡眠呼吸障害との鑑別にも有用な検査である。さらには,過眠や不眠を呈するナルコレプシー,レム睡眠行動障害,周期性四肢運動障害,睡眠時遊行症など,数多くの睡眠障害の診断には必須とされている1)。
Copyright © 2017, MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD. All rights reserved.