今月の主題 睡眠呼吸障害の克服―内科医が知っておきたい病態・症状・関連疾患
睡眠呼吸障害の臨床症状,検査および診断
簡易モニターと終夜睡眠ポリソムノグラフィ,経皮PCO2モニター,反復睡眠潜時検査
上田 和幸
1
,
陳 和夫
2
,
田中 美智男
1
1京都大学医学部附属病院検査部
2京都大学大学院医学系研究科呼吸管理睡眠制御学講座
pp.970-974
発行日 2011年6月10日
Published Date 2011/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402105211
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ポイント
★終夜睡眠ポリソムノグラフィ(PSG)は種々の睡眠障害に対して行われ,睡眠生理検査のゴールドスタンダードとされている.
★簡易モニターは測定項目が少なく精度に限界があるため,機器の特性を熟知したうえで使用すべきである.
★反復睡眠潜時検査(MSLT)は日中の眠気を客観的に評価する検査であり,前夜のPSGで睡眠の内容を把握することが重要である.
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