連載 blockstories 超音波ガイド下末梢神経ブロック 実践49症例 その後
胸腰椎固定患者の開腹手術—単回の神経ブロックで長時間の鎮痛を
室内 健志
1
1北見赤十字病院 麻酔科
pp.132-136
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200777
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「超音波ガイド下末梢神経ブロック 実践49症例 その後」の初回(2016年12月号)では,腹横筋膜面(TAP)ブロックから腰方形筋ブロック(QLB)への変遷(?)を紹介した。「果たしてQLBに,報告されているような広範囲で長時間にわたる効果があるのか?」という問いは,現在の区域麻酔界で最もホットな話題の一つである。そこで「その後」の第2回は,QLBの世界に腰方形筋内へ局所麻酔薬を注入する「Murouchi法」で登場した室内健志先生にMurouchi法によるQLBの優れた鎮痛効果をご紹介いただく。 (森本 康裕)
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