第13回 麻酔科学サマーセミナー体験記
不安と緊張と刺激に満ちた3日間 驚愕のリフレッシュタイムつき
古田 茜
1
1聖隷浜松病院
pp.102-103
発行日 2017年2月1日
Published Date 2017/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200768
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2016年6月24日。ギラギラと照りつける太陽。アロハシャツの人々。目の前にシーサー。なぜ私がここにいるのか?
さかのぼること1か月。当直中にかかってきた1本の電話からすべてが始まった。その電話の相手は医師になってはじめての研修先となった麻酔科の指導医,入駒慎吾先生であった。私の医師人生は4月と5月の2か月間の麻酔科研修でスタートを切ったのである。
入駒先生「お疲れ様!麻酔科のセミナーの申し込み締め切り日が今日だったから,申し込んでおいたよ!詳細は明日ね。発表,頑張ろうね!あ,あと日焼けに注意だね」
私「…??…はい!」
(おそらく当直中の私を気遣い手短に済ませてくれた)一瞬の電話で私が理解できたことは,①入駒先生が私を麻酔科の何かに申し込んだ,②日焼けに注意が必要,という2点だった。たくさんの???が浮かんだが,忙しい当直業務のなかですっかりこの電話のことは忘れてしまった。
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