連載 日常看護のブラッシュアップⅡ 改良と改革・11
フレッシュナースマンがやってきた
佐久間 和幸
1
,
小沼 康子
1
,
香取 秀則
1
,
根本 麗子
1
,
北川 洋子
1
1千葉県立佐原病院
pp.1110-1115
発行日 2003年11月1日
Published Date 2003/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100821
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当院は千葉県北総部に位置し,地域の中核病院として48年の歴史があります.地方病院のためか看護職員の定着率がよいため,毎年の新規採用者は2―5名程度で既卒者が多く,新卒者はめったにいません.
2002(平成14)年4月,めずらしく当院にフレッシュナースマン(男性看護師)のS(21歳)が就職してきました.重なるもので,Sが配属された病棟に院内異動でやってきた師長もナースマンでした.それも,血液透析・手術室・外来・内視鏡の経験を経て,はじめて病棟に配属された新米看護師長です.
今回は,新米看護師長とベテラン看護師たちが,新人Sの教育にどう取り組み,葛藤を抱えながらも何を学んだか,また新人S自身の学びについて報告します.
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