速報
心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドラインアップデート 2015—麻酔科医のためのダイジェスト
中山 英人
1
1埼玉医科大学病院 麻酔科
pp.1084-1085
発行日 2015年11月1日
Published Date 2015/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101200418
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筆者は,日本循環器学会の国際トレーニングセンター(JCS-ITC)でACLS experienced provider(EP)およびBLSのファカルティを務めており,マッシュアップスタジオ(文京区湯島)においてAHAガイドライン2010(G 2010)に依拠したACLSプロバイダーコースやBLSヘルスケアプロバイダーコースを提供している。
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2015年10月15日に“2015 American Heart Association Guidelines Update for Cardiopulmonary Resuscitation and Emergency Cardiovascular Care”が要旨1)も含めて公表された。日本では「AHA CPRとECCのためのガイドラインアップデート2015」と称される。同日,日本語版の“American Heart Association 心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドラインアップデート 2015 ハイライト”もweb*1公開されている。G 2010の改訂にあたって2010年10月18日に公表された“『アメリカ心臓協会 心肺蘇生と救急心血管治療のためのガイドライン 2010(2010 American Heart Association Guidelines for CPR and ECC)』のハイライト”と同様に,筆者はこれを即日入手した。
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