症例検討 小児の末梢神経ブロック
鼠径ヘルニア根治術―日帰り手術を妨げる症状を予防する
大久保 涼子
1
,
吉田 敬之
2
Ryoko OKUBO
1
,
Takayuki YOSHIDA
2
1新潟市民病院 麻酔科
2新潟大学医歯学総合病院 麻酔科
pp.880-886
発行日 2014年9月1日
Published Date 2014/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101102228
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
症例 1歳6か月の女児。身長75cm,体重9.0kg。既往歴なし。2か月前から時折,左鼠径部の腫脹を認めていたが,自然消失していた。近医から当院を紹介され,左外鼠径ヘルニアと診断された。右鼠径ヘルニアの有無は不明であった。日帰りで,左腹腔鏡下経皮的腹膜外ヘルニア閉鎖術laparoscopic percutaneous extraperitoneal closure(LPEC)を施行する予定となった。
Copyright © 2014, "MEDICAL SCIENCES INTERNATIONAL, LTD." All rights reserved.