徹底分析シリーズ 輸液管理:病態と輸液剤の選択
経食道心エコーを指標とした輸液管理
清野 雄介
1
,
野村 実
1
Yusuke SEINO
1
,
Minoru NOMURA
1
1東京女子医科大学 麻酔科学教室
pp.100-106
発行日 2009年2月1日
Published Date 2009/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100581
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術中の輸液は,多くなりすぎても少なすぎても周術期の合併症の発生率を上昇させる(図1)1)。患者の死亡率や合併症の発生率が最も低くなるように輸液管理を行うためには何をよりどころとすればいいのだろうか。
本稿では,患者の予後に寄与できるような輸液管理を行うために,循環管理という側面から,経食道心エコーをどのように用いるのかを述べる。
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