症例検討 術後悪心・嘔吐
PONVに伴う術後管理には,早期確定診断と適切な対処・治療が必要
山田 守正
1
,
竹田 清
1
Morimasa YAMADA
1
,
Kiyoshi TAKEDA
1
1藤田保健衛生大学医学部 麻酔科
pp.190-194
発行日 2007年2月1日
Published Date 2007/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100240
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症例
7歳の男児。斜視に対して前後転術が行われた。セボフルラン,亜酸化窒素,酸素を用いて緩徐導入を行った後,ベクロニウムを用いて気管挿管した。セボフルラン,亜酸化窒素,酸素で維持した。手術は1時間で終了した。術後回復室でしばらくぐったりした感じであり,マスクで酸素を投与していた。そのうちに嘔吐した。
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