症例検討 耳鼻科手術の麻酔
咽後膿瘍:挿管操作に全身麻酔薬,筋弛緩薬は使用しない
明星 康裕
1
Yasuhiro MYOJO
1
1石川県立中央病院 救急総合診療科
pp.802-805
発行日 2008年8月1日
Published Date 2008/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.3101100172
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症例
58歳の女性。身長155cm,体重70kg。数日前から咽頭痛・頸部痛および38℃の発熱を認めた。睡眠中の呼吸苦もあるため,受診。咽後膿瘍の診断にて保存的療法を行うも改善傾向を認めないため,切開排膿の目的で臨時手術となった。疼痛のため,頸部進展ができないが,開口可能である。既往歴は特記すべきことはない。
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