特集2❷ ERスタンダード 気道管理—自信がついてきた頃が一番コワイ!
【Part 2】各論
【コラム3】挿管をめぐる本当にあった怖い話—あの光景は今も忘れられない…
許 敬高
1
,
山内 素直
2
Kyongo HO
1
,
Sunao YAMAUCHI
2
1広島市立広島市民病院 救急科
2友愛医療センター 救急科
pp.972-974
発行日 2025年3月25日
Published Date 2025/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.275835970020060972
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ある程度経験を積めば,誰もが気道管理に慣れて自信がもてるようになる。しかし自信がついてきた頃にこそ,失敗を犯しやすいともいわれる。おそらく百戦錬磨の救急医でも,挿管などで痛い思いや辛い経験をしたことがあるだろう。本稿では筆者の“しくじり”を振り返り,改めて気道管理の重要性と恐ろしさを共有したい。「いくつになっても“正しく怖がる”」という姿勢の大切さを再認識してもらえたら幸いである。

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