研究室から
千葉大学腐敗研究所食中毒研究部
小倉 保己
pp.46-47
発行日 1959年2月15日
Published Date 1959/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425906060
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かつて陸軍の演習地として,多くの人々の記憶にのこる千葉県習志野の原野は,最近住宅地として急速に開発され,近代化へのたくましい歩みを運びつつあります。この一角に,その特異な存在をもつて知られた当腐敗研究所があります。ここは,もと陸軍が毒ガス研究のために使用していた建物とかで,はなはだ頑丈な作りであり,すぐに研究室として使用出来るものでありました。
当研究所は終戦後まもなく千葉医科大学の附置研究所として発足しましたが,のちに千葉医科大学が千葉大学医学部となるにあたつて,大学附置となり,独自の運営のもとに現在に至つております。
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