Japanese
English
報告
色素結合からみた血清蛋白質の尿素變性
Urea denaturation and dye binding ability of serum proteins
楠 智一
1
,
木村 秀子
1
Tomoichi KUSUNOKI
1
1國立公衆衞生院榮養生化學部
1National Institute of Public Health. Dept. of Nutrition and Biochemistry
pp.135-139
発行日 1953年12月15日
Published Date 1953/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905752
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著者は先に報告した諸實驗により1)-4),變性に際しての色素結合量の變化を定量することが,ひいては蛋白の表面構造の變化を敏感に反映させることを明らかにした。我々は今回高濃度の尿素により蛋白の表面配置がどの樣に推移するかをB. P. B.,Methyl orangeとの結合能から追究することを試みたのでその實驗結果を報告する。
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