論述
神經及び筋纎維現象についての1つの考察(2)
吉田 克已
1
1京都大學醫學部公衆衛生學教室
pp.158-161
発行日 1951年2月15日
Published Date 1951/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905564
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
§5.神經纎維内のイオンの運動
以上に於て,神經纖維に刺戟電流を與えたときにどのような變化がおきるかを,刺戟電壓の高く時間の短い時から刺戟電壓が低く時間の長いときに至る各部分について觀察してみた。
前述せるような構造を考えた時に,この神經纖維に電壓を與えて行つた時に起るイオンの擧動について更に考えてみよう。
Copyright © 1951, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.