研究報告
ラツテの尿及び糞中のAlkyl-resorcinの定量の檢索と其實驗成績とに就いて
大橋 茂
1
,
伊藤 隆太
1
,
竹内 節彌
1
1東京大學醫學部藥理學教室
pp.97-101
発行日 1949年8月1日
Published Date 1949/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905460
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Alkyl-resorcin(以下A. R. と略記)の定量3)4)5)のうち現在の我國で最も簡單に應用出來るのはB. H. Robbins1)のResorcin呈色反應による方法であるが此れを其のまゝ應用しても動物の違ひ,糞尿の性状の差から正確な結果は期待できない。私等はラツテ體内に於けるA. R. の運命を檢べるに當つて改良した點,氣の付いた個所を述べてみる。
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