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実験講座
S字状曲線の理論式,実験式について—(Ⅱ)主な線形変換,その他の関連事項
On the equations for the sigmoid curve : linear transforms and miscellaneous
小原 昭作
1
Shosaku Obara
1
1帝京大学医学部第一生理学教室
pp.148-154
発行日 1988年4月15日
Published Date 1988/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425905119
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3.線形変換linear transformation
実験データに理論式などの曲線をあてはめる場合curve fitting,各係数の値は最小二乗法method of leastsquaresで求める。
しかし3,4個の係数のうちyminやymaxなどは理論的に規定され,またはデータから推定できることが多い。このため線形変換の後,直線回帰linear regressionにより係数を求めるのが一般的である。なお一次式(直線)の係数は2個である。したがって原式の係数が3個以上である場合は,どれかを推定して逐次近似する必要もあることに注意。
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