Japanese
English
特集 神経科学実験マニュアル
実験動物取り扱い法
家兎
The rabbit
前川 杏二
1
Kyoji Maekawa
1
1自治医科大学第一生理学教室
pp.276-279
発行日 1985年8月15日
Published Date 1985/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425904741
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
■ 特徴
家兎は入手,飼育が容易でおとなしく,大きさも手頃であつかいやすいので,生理学,解剖学,薬理学,免疫学などの研究に,哺乳類の代表的実験動物として古くから用いられてきた。神経科学の研究のためには,サルやネコにくらべて大脳皮質の発達がわるいので,脳の高次機能の研究には不適であるが,眼球運動,自律系反射機能の研究や神経回路網の生理—形態学的研究には現在もさかんに用いられている。
Copyright © 1985, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.