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実験講座
酵素抗体法の新しい知見
Recent Progress in the enzynre-labeled antibody method (Ⅱ)
田渕 和雄
1
,
Paul K. Nakane
2
Kazuo Tabuchi
1
,
Paul K. Nakane
2
1岡山大学医学部脳神経外科
2Dept.of Pathology, Univ.of Colorado Medical Center
pp.162-168
発行日 1976年4月15日
Published Date 1976/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425903116
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はじめに
酵素抗体法は1966年Nakaneら1,2)によつて開発されて以来,ちようど10年の歳月が経ち,その間種々の改良や新しい方法の考案がなされるとともに,一方では数多くの研究グループによつて広い応用範囲にその有用性がはつきりと認められ,免疫組織化学の一方法として確立されるに至つている。
今回はまず酵素抗体法のあらましと特徴についてふれ,つぎに酵素抗体法の最近の方法論酌進歩ならびに現在私たちが行なつている電子顕微鏡用試料作製の実際について紹介する。
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