カラーグラフ
酵素抗体法
亀谷 徹
1
,
小林 孝好
2
1慶大病理
2ヘキスト・ジャパン研究所
pp.1064-1065
発行日 1972年10月15日
Published Date 1972/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542907767
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酵素抗体法は免疫組織化学の1つの方法として螢光抗体法,フェリチン抗体法とともに組織内,細胞内の特異物質の局在を証明するのに,近年形態学上多方面に利用されはじめている.本法は通常の顕微鏡で細胞内のホルモン,その他の物質の存在場所を色(褐色や紫色など)として観察できるので,その実用性は大きく,将来検査室で大いに駆使されるものと思われる.さらにこの方法は他の2方法の利点をあわせもって電子顕微鏡による観察に応用できる(技術解説参照).
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