特集 病気の分子細胞生物学
2.呼吸器疾患
気管支喘息
南須原 康行
1
,
川上 義和
1
Yasuyuki Nasuhara
1
,
Yoshikazu Kawakami
1
1北海道大学医学部第一内科
pp.402-403
発行日 1999年10月15日
Published Date 1999/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425901742
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[疾患概略]
気管支喘息は臨床的には発作性の呼吸困難,喘鳴,咳を主症状とし,少なくとも部分的には可逆性の気道閉塞を呈する疾患である。生理学的には気道過敏性,組織学的には好酸球性気道炎症が病態の中心である。また,その発症にアトピー素因の関与するものとそうでないものが存在する。
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