特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
6.サカナ
成群行動
長谷川 英一
1
1三重大学生物資源学部水産資源開発学講座
pp.552-553
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900831
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目標
魚類の群れ構造およびその行動は3次元的な広がりを持つものであり,水槽を利用した実験室内での立体的測定についていろいろな工夫がなされ,現在ではコンピュータを駆使した自動測定機器も開発されている。ここでは簡易的測定方法を紹介するとともに,群れ行動計測指標について述べる。本方法は,魚類の群れ形成に関わる諸感覚機能の検討に利用できる。
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