特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
3.マウス・ラツト
ポール(棒)テスト
小川 紀雄
1
1岡山大学医学部分子細胞医学研究施設神経情報学部門
pp.458-459
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900788
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目標
Parkinson病は寡動(無動)・振戦・固縮を3大症状とする頻度の高い神経難病で,ポールテストはこれらの症状のうち最も重要な寡動(bradykinesia)をマウスを用いて定量的に観察できる方法で,1)症状の重症度,2)治療薬の開発のための治療効果の判定,3)パーキンソニズム発症の新しい要因・物質の発見,4)発症防止要因・物質の発見などに応用できる。
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