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第6回国際精子学会議,比較精子学20年
永野 俊雄
1
Toshio Nagano
1
1千葉大学医学部解剖学教室
pp.607-609
発行日 1990年12月15日
Published Date 1990/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900156
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1990年8月30日~9月5日,イタリアのシエナ(Siena)で,上記の会議が行われた。そもそも1950年以来電子顕微鏡で精子の微細構造が研究され,「比較精子学」会議として1969年にローマとシエナでBaccettiによって開催され1)その記録が1970年に出版された。以来4年毎にこの会議がもたれて,今回は20年記念の会としてシエナで同様にBaccettiによって主催された。第1回会議には日本からは安澄権八郎,団 仁子が出題されたがすでに他界され,安澄権八郎と同行した安澄文興が今回も出席されたので,第1回の日本人出席者は今回彼1人ではないかと思われる.以後4年毎にストックホルム2),ウッズホール3),セイラック4),富士吉田5),で同会議が開催されている。
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