Japanese
English
特集 未病の科学
Ⅰ.未病の数理研究
DNB理論とその応用
DNB theory and its applications
奥 牧人
1
,
山下 洋史
2
,
岡本 有司
3
,
合原 一幸
4
Oku Makito
1
,
Yamashita Hiroshi
2
,
Okamoto Yuji
3
,
Aihara Kazuyuki
4
1富山大学和漢医薬学総合研究所
2大阪大学大学院情報科学研究科
3京都大学大学院医学研究科
4東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構
キーワード:
DNB理論
,
未病
,
ゆらぎ
,
ソフトウェア
,
時系列データ
Keyword:
DNB理論
,
未病
,
ゆらぎ
,
ソフトウェア
,
時系列データ
pp.96-101
発行日 2023年4月15日
Published Date 2023/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201651
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
最近,健康寿命を延ばすために,未病,更には未病治療に関する世の中の興味が高まっている。しかしながら,多くの場合,未病は健康と病気のあいだといった定義で捉えられるため,どのタイミングが未病なのかが特定しづらく,このことが未病の深い理解を妨げている。そこで本稿では,未病のタイミングを検出するために提案されたDNB(Dynamical Network Biomarker)解析1-10)の基礎理論とソフトウェアに関して解説する。
Copyright © 2023, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.