増大特集 革新脳と関連プロジェクトから見えてきた新しい脳科学
Ⅱ.脳機能マッピングのための新規技術開発
多角的な蛍光/発光プローブ開発による脳科学の推進
下薗 哲
1
,
宮脇 敦史
1
Shimozono Satoshi
1
,
Miyawaki Atsushi
1
1理化学研究所脳神経科学研究センター細胞機能探索技術研究チーム
キーワード:
発光酵素
,
発光基質
,
蛍光タンパク質
,
マイトファジー
,
パーキンソン病
Keyword:
発光酵素
,
発光基質
,
蛍光タンパク質
,
マイトファジー
,
パーキンソン病
pp.428-429
発行日 2022年10月15日
Published Date 2022/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201567
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脳の機能は,多数の神経細胞やグリア細胞の活動の相互作用の結果として現れる。脳の時空間的活動の解析に,Cameleon,G-CaMPなどのプローブ1,2)やライトシート顕微鏡などの撮像装置の開発が大きな貢献をしてきた。本稿では,脳深部からのイメージングを可能にする発光イメージングシステムAkaBLIと,神経疾患への関与が指摘されているマイトファジーに対する蛍光プローブmito-SRAIを紹介する。
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