Japanese
English
特集 新組織学シリーズⅡ:骨格筋—今後の研究の発展に向けて
Ⅳ.遺伝性筋疾患研究を起点とした治療原理の進展
RNA制御機構の解析で明らかとなるRNA病の病態解明と新規治療法開発
Deciphering RBP functions enables to understand the causing mechanism of RNA diseases and establish the novel therapeutic approaches
細川 元靖
1
,
萩原 正敏
1
Hosokawa Motoyasu
1
,
Hagiwara Masatoshi
1
1京都大学大学院医学研究科形態形成機構学教室
キーワード:
RNA病
,
RNAスプライシング
,
RNA結合タンパク質
,
低分子化合物
,
エクソンスキップ療法
Keyword:
RNA病
,
RNAスプライシング
,
RNA結合タンパク質
,
低分子化合物
,
エクソンスキップ療法
pp.577-581
発行日 2021年12月15日
Published Date 2021/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201447
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骨格筋におけるRNA制御は古くから解析されており,骨格筋特異的なRNA結合タンパク質(RBP)の発現や,筋分化依存的なスプライシング制御などがよく知られている。また,RNA制御の破綻による疾患の表現型と分子機序の解析も進んでいる。本稿では,RNA制御異常による疾患とその治療アプローチおよび,RBPの機能解析方法について最新の解析例を用いて概説する。
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