Japanese
English
連載講座 ヒトを知るモデル動物としてのゼブラフィッシュ-1
ゼブラフィッシュを使った遺伝子操作
Genetic engineering of zebrafish
木村 有希子
1,2
,
東島 眞一
1,2
Kimura Yukiko
1,2
,
Higashijima Shin-ichi
1,2
1自然科学研究機構生命創成探究センター
2自然科学研究機構基礎生物学研究所
キーワード:
ゼブラフィッシュ
,
トランスジェニックフィッシュ
,
ゲノム編集
Keyword:
ゼブラフィッシュ
,
トランスジェニックフィッシュ
,
ゲノム編集
pp.350-355
発行日 2021年8月15日
Published Date 2021/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201383
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ゼブラフィッシュはモデル脊椎動物として様々な研究分野で有用である。ゼブラフィッシュは飼育が容易で,胚発生が速いなど,モデル動物として有利な条件を多数備えているが,遺伝子操作が容易なことも利点の一つである。ゼブラフィッシュの遺伝子操作は,古典的な変異体の作製に始まり,現在ではゲノム編集技術を用いたノックアウト,ノックインも可能になっている。本稿では,ゼブラフィッシュを用いた遺伝子操作技術を概説する。
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