Japanese
English
増大特集 難病研究の進歩
Ⅰ.神経・筋
ウエスト症候群
West syndrome
遠藤 文香
1
Endoh Fumika
1
1国立病院機構南岡山医療センター小児神経科
キーワード:
epileptic spasms
,
hypsarrhythmia
,
ACTH療法
,
ビガバトリン
Keyword:
epileptic spasms
,
hypsarrhythmia
,
ACTH療法
,
ビガバトリン
pp.426-427
発行日 2020年10月15日
Published Date 2020/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201221
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ウエスト症候群は乳児期に発症するてんかん性脳症の代表疾患で,シリーズ形成性てんかん性スパズムと脳波のhypsarrhythmia,精神運動発達の停滞,退行を特徴とする。予後は基礎疾患によって異なるが,難治な経過をたどる症例が多く,長期の発作抑制率は約3割で,知的障害や発達障害などの合併も多い。本稿では疾患の概要に加え,初期治療や予後について述べる。
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