増大特集 現代医学・生物学の先駆者たち
Ⅰ.解剖学・発生学・細胞生物学
垣内史朗(1929-1984)—細胞内カルシウムメディエーター(カルモデュリン)の研究
祖父江 憲治
1
Sobue Kenji
1
1岩手医科大学
キーワード:
細胞内情報伝達系
,
カルシウムシグナル系
,
細胞内カルシウムメディエーター
Keyword:
細胞内情報伝達系
,
カルシウムシグナル系
,
細胞内カルシウムメディエーター
pp.374-375
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425201024
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垣内史朗博士は,生体内に広汎に存在する細胞内カルシウムメディエーターを発見し,細胞内情報伝達系研究に大きく貢献した。カルモデュリン発見当初は大阪府立中宮病院時代で研究が行われ,大阪大学ではカルモデュリンの標的検索から細胞骨格制御へと研究が移っていった。
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