増大特集 タンパク質・核酸の分子修飾
Ⅰ.細胞核での分子修飾
ヒストン/核内タンパク質
脱メチル化
岡下 修己
1
,
立花 誠
1
Okashita Naoki
1
,
Tachibana Makoto
1
1徳島大学先端酵素学研究所エピゲノム動態学分野
キーワード:
KDM1ファミリー
,
JmjCドメイン
,
PADI4
Keyword:
KDM1ファミリー
,
JmjCドメイン
,
PADI4
pp.406-407
発行日 2018年10月15日
Published Date 2018/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200851
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ヒストンや核内タンパク質の脱メチル化は,主にリシン残基とアルギニン残基〔リシン残基はモノ・ジ・トリメチル化を受け,アルギニン残基はモノ・ジ(対称性または非対称性)メチル化を受ける〕に起こる。脱メチル化酵素により反応様式は様々であるが,メチル化修飾の制御を介して遺伝子の発現調節やタンパク質の機能調節に深くかかわっている。
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