特集 次世代シークエンサーを使いこなす:目的別解析法からデータ処理まで
DNAメチル化解析
鈴木 雅子
1
,
Greally John M.
1米国
キーワード:
遺伝子ライブラリー
,
CpG Island
,
DNAメチル化
,
Deoxyribonuclease HpaII
,
DNA配列分析
,
プロモーター領域
,
エピジェネティックプロセス
,
免疫沈降反応
,
ゲノムワイド関連解析
,
Methylcytosine
Keyword:
Promoter Regions, Genetic
,
Gene Library
,
Sequence Analysis, DNA
,
CpG Islands
,
DNA Methylation
,
Deoxyribonuclease HpaII
,
Epigenesis, Genetic
,
Immunoprecipitation
,
Genome-Wide Association Study
pp.830-834
発行日 2011年7月22日
Published Date 2011/7/22
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近年,次世代シークエンサー(NGS)を用いた全ゲノム関連解析(whole genome association study;WGAS)が複雑な細胞機能や疾患メカニズムを解析するうえで脚光を浴びている.WGASでは,限られた領域のみではなく,ゲノム全体を解析することで従来の手法では難しかった新しいアイデアに基づく解析を可能にする.本稿では,そうしたWGASの中でエピジェネティック修飾の解析,特にDNAメチル化解析技術を概観するとともに,筆者らが開発をした比較的安価で,かつ定量性の高い方法を紹介する.
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