増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅱ.見えなかったものを視る
マウスの生体発光イメージング技術の新展開
口丸 高弘
1
,
近藤 科江
1
Kuchimaru Takahiro
1
,
Kondoh Shinae
1
1東京工業大学生命理工学院
キーワード:
生体発光イメージング
,
ルシフェラーゼ
,
合成基質
Keyword:
生体発光イメージング
,
ルシフェラーゼ
,
合成基質
pp.460-461
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200694
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現在,ホタルルシフェラーゼ(Fluc)とその天然基質D-ルシフェリンを用いた生物発光システムが,マウスなど小動物の非侵襲的生体イメージングに広く利用されている。そして最近,D-ルシフェリンよりも生体発光イメージングに適した合成基質の開発などにより,生体発光イメージングの更なる高感度化と多機能化が実現している。本稿では,生体発光イメージングのための新技術を既説し,今後の展望について紹介する。
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