増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅱ.見えなかったものを視る
Ca2+センサーG-CaMPの進歩
大倉 正道
1,2
,
中井 淳一
1,2
Ohkura Masamichi
1,2
,
Nakai Junichi
1,2
1埼玉大学大学院理工学研究科
2埼玉大学脳末梢科学研究センター
キーワード:
Ca2+
,
緑色蛍光タンパク質
,
GFP
,
遺伝子コード型Ca2+センサー
,
GECI
,
G-CaMP
Keyword:
Ca2+
,
緑色蛍光タンパク質
,
GFP
,
遺伝子コード型Ca2+センサー
,
GECI
,
G-CaMP
pp.442-443
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200685
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
緑色蛍光タンパク質GFPを蛍光素子として用いて開発された,遺伝子コード型Ca2+センサーGECI(ゲッキー)の一つであるG-CaMP(ジーキャンプ)や近年開発された類似構造を有するバリアントでは,Ca2+感受性,応答速度,輝度などの性能が向上した。最新のG-CaMPバリアントを用いることで,生体モデル動物の単一細胞レベルでの高度なCa2+イメージングが可能となってきた。
Copyright © 2017, THE ICHIRO KANEHARA FOUNDATION. All rights reserved.