増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅱ.見えなかったものを視る
生細胞でのタンパク質蛍光標識技術の開発と糖鎖機能の解明
堀 雄一郎
1,2
,
菊地 和也
1,2
Hori Yuichiro
1,2
,
Kikuchi Kazuya
1,2
1大阪大学大学院工学研究科生命先端工学専攻物質生命工学コース
2大阪大学免疫学フロンティア研究センター
キーワード:
タグタンパク質
,
発蛍光プローブ
,
GLUT4
Keyword:
タグタンパク質
,
発蛍光プローブ
,
GLUT4
pp.432-433
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200680
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タグタンパク質と合成蛍光プローブを利用したタンパク質標識技術は,従来手法では得られない新しい生体分子情報を与えてくれる。本稿では,PYPタグと,標識反応時に蛍光性となる“発蛍光プローブ”を用いたタンパク質標識技術の開発について記す。更に,糖タンパク質の糖鎖機能を解明するために,いかにしてこの標識技術を活用したかを紹介する。
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