Japanese
English
誌上シンポジウム 整形外科領域における蛍光イメージング
炎症・感染症 整形外科の基礎研究における蛍光・バイオイメージング法―感染症領域への応用
Establishment of Real-time and Quantitative Mouse Model of Musculoskeletal Infections Using Bio-imaging Techniques
船尾 陽生
1
,
石井 賢
1
,
蔵本 哲也
1
,
塩野 雄太
1
,
吉岡 研之
1
,
石濱 寛子
1
,
中村 雅也
1
,
戸山 芳昭
1
,
千葉 一裕
1
,
松本 守雄
1
Haruki FUNAO
1
,
Ken ISHII
1
,
Tetsuya KURAMOTO
1
,
Yuta SHIONO
1
,
Kenji YOSHIOKA
1
,
Hiroko ISHIHAMA
1
,
Masaya NAKAMURA
1
,
Yoshiaki TOYAMA
1
,
Kazuhiro CHIBA
1
,
Morio MATSUMOTO
1
1慶應義塾大学医学部整形外科
1Department of Orthopaedic Surgery, School of Medicine, Keio University
キーワード:
バイオイメージング
,
bio-imaging
,
バイオルミネッセンスイメージング
,
bioluminescence imaging
,
BLI
,
蛍光イメージング
,
fluorescence reflectance imaging
,
FRI
Keyword:
バイオイメージング
,
bio-imaging
,
バイオルミネッセンスイメージング
,
bioluminescence imaging
,
BLI
,
蛍光イメージング
,
fluorescence reflectance imaging
,
FRI
pp.43-49
発行日 2012年1月25日
Published Date 2012/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408102222
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
われわれは,バイオイメージングの手法を用い,とくに感染症領域での研究を進めている.骨軟部組織感染症の病態はいまだ不明な点も多く,診断や治療に難渋することが少なくない.過去の動物モデルは,同一個体における細菌感染動態の空間的・時間的な把握が困難であった.本稿で紹介する骨軟部組織感染症モデルは,同一個体におけるリアルタイムな細菌感染動態の可視化が可能であり,病態解明や新たな抗生剤・抗菌素材などの開発,また治療効果判定にも極めて有用であると考えられる.バイオイメージングは今後さらなる他分野への応用が期待される技術である.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.