Japanese
English
特集 記憶ふたたび
9.オペラント条件づけで脳を探る
Operant conditioning to search for the brain mechanism
相馬 祥吾
1,2
,
川端 政則
3
,
礒村 宜和
1
Soma Shogo
1,2
,
Kawabata Masanori
3
,
Isomura Yoshikazu
1
1玉川大学脳科学研究所
2日本学術振興会
3玉川大学大学院脳科学研究科修士課程
キーワード:
オペラント条件づけ
,
三項随伴性
,
感覚情報
,
運動情報
,
報酬情報
Keyword:
オペラント条件づけ
,
三項随伴性
,
感覚情報
,
運動情報
,
報酬情報
pp.42-46
発行日 2016年2月15日
Published Date 2016/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200396
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われわれを含め動物は,自らの行動によって望ましい結果が得られた場合は,その行動を繰り返し,望ましくない結果が得られた場合は,その行動を回避するようになる。このような学習はオペラント学習と呼ばれ,多様に変化する環境で生きていくために必須の能力である。本稿では,オペラント条件づけを利用した行動実験課題を動物に学習させることで,脳の様々な情報処理を解明しようとする最新の研究について解説する。
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