特集 動物の行動機能テスト―個体レベルと分子レベルを結ぶ
3.マウス・ラツト
正強化オペラント実験
栗原 久
1
1群馬大学医学部附属行動医学研究施設行動分析学部門
pp.492-493
発行日 1994年10月15日
Published Date 1994/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425900804
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目標
正強化オペラント行動(positive reinforcement behavior)とは,積極的に行動を起こして報酬(快刺激)を獲得するための学習行動を意味している。強化スケジュールの種類によって正強化オペラント行動は特徴ある行動パターンを描き,薬物投与を含む各種の処置によって変化するので,中枢神経系を中心とする機能検査に利用することができる。
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