特集 死をみとる1カ月—人生の最期をどう支えるか
扉
平島 修
1
,
田上 恵太
2,3
1徳州会奄美ブロック総合診療研修センター
2悠翔会くらしケアクリニック練馬
3東北大学大学院医学系研究科 緩和医療学分野
pp.818-819
発行日 2026年8月15日
Published Date 2026/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510360080818
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人生の最期の1カ月をどう支えるか——それは医療者にとって単なる治療の延長ではない。高齢化が進む今、がんのみならず、心不全、COPD、慢性腎不全など多様な疾患において、予測困難な終末期が、日常的なものとなった。医療者に求められるのは、延命措置の選択ではなく、患者の生の最終段階に寄り添い、全人的苦痛を緩和しうる包括的な支援である。
本特集では、終末期における倫理的・法的課題、主要症候への対処、疾患特有の看取り支援に焦点を当て、患者の人生を救うケアのあり方を提案したい。死を敗北とせず、死で仕舞いになるわけではなく、「最期まで生きる」過程を支えるために、私たちに何ができるかを本特集で考えたい。

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