特集 —総合診療の視点から見た—感染症診療Update—この10年で変わったものと変わらないもの
扉
鈴木 富雄
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1大阪医科薬科大学医学部 総合診療医学教室
pp.1356-1357
発行日 2025年12月15日
Published Date 2025/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.218880510350121356
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この10年、感染症診療を含む医学・医療の分野は大きな変化を遂げました。COVID-19パンデミックの影響で、ワクチン開発の迅速化や迅速診断技術の進化が標準化される一方、薬剤耐性菌の増加や持続可能な医療の在り方という課題が浮き彫りとなっています。また、AIや遠隔医療の普及、ゲノム医療の進展といった技術革新は、診断・治療の精度を高めると同時に、個別化医療の普及を促しています。この間の教育や研究環境のデジタル化、国際化も、スピードと広がりを加速させています。
一方で、感染症診療の基本的な原則や、臨床の現場で求められる連携や経験の重要性が今も変わらず求められています。
本特集のテーマは「総合診療の視点から見た 感染症診療Update〜この10年で変わったものと変わらないもの」として、近年の感染症診療の変化や課題を第一線の医師たちにご執筆いただき、現場の臨床家の総合的な視点から総括しました。感染症診療の現在地と未来を考える内容となった本特集、読者の皆様に役立てていただけたら幸いです。

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