連載 現場に技あり!⑪
「櫛の音階」が伝えるメッセージ―急性期病棟の病棟ミーティング
萱間 真美
1
,
田巻 宏之
2
1東京大学大学院医学系研究科精神看護学分野
2長谷川病院
pp.56-61
発行日 2000年9月15日
Published Date 2000/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689900305
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今月のシーン
Q病院は中規模の私立精神病院で,9つの精神科病棟が週に1度,それぞれに病棟単位の大集団療法を行なっている。「治療ミーティング」は,病気や治療にかかわることを題材に,看護者がリーダー,共同リーダーとなり,病棟の他の看護婦や精神科医がオブザーバーとして参加して行なわれる。筆者がこの日オブザーバーとして参加したのは急性期の男子入院病棟で,入院後まもなくの患者も多い。
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