連載 訪問看護で出会う“横綱”級ケースにくじけないための技と型、教えます・7
訪問看護で看護計画を活用する方法
小瀬古 伸幸
1
1訪問看護ステーションみのり奈良
pp.394-400
発行日 2018年7月15日
Published Date 2018/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200509
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「訪問看護で看護計画を活用するのが難しい」という悩みをよく聞きます。その場その時の利用者との対話で看護が展開されていくことが多い訪問看護では、看護計画に立ち戻ることを意識しづらいのかもしれません。けれども看護計画なしに進んでいくと、横綱級ケースであればあるほど、後から何をやっているのかがわからなくなり混乱してきます。
看護計画とは、「相互に結んだ契約を記録したもの」*1です。医療者側が勝手に主導して立てたような計画であってはなりません。そこで今回は、私が所属する訪問看護ステーションみのりで、「利用者主体」の看護計画にするために前提としていることをご紹介したいと思います。
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