特集 学校の先生に聞きました。精神看護学をどのように工夫して教えていますか?
卒業生による寸劇を交えた講義
田中 浩二
1,2
,
由水 大和
3
,
中村 真紀
3
,
金谷 聡子
3
,
廣上 仁紗子
3
1金沢医科大学看護学部
2金沢医科大学大学院看護学研究科
3金沢医科大学氷見市民病院
pp.455-460
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200122
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私は、精神看護学の授業を担当するようになって3年目の教員です。授業での学生からの反応をみると、充実感が湧いてくる時と、逆に不全感が残る時があります。授業は教員と学生との相互作用のなかで作られるので、学生にとって授業がおもしろく、学生の興味や関心を惹き寄せることができた時には、私にとってもやりがいや喜びが生まれます。私は、おもしろい授業とは、学生にとって学問的な深さや臨床のリアリティを感じることができたり、意外な発見が伴ったりするものだと思っています。そのような授業を行うために、私が大切にしていることをいくつかご紹介します。
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